ファイル名ルールによるプリセット自動選択

スマートトリミングAI

ファイル名ルールによるプリセット自動選択

Smart Trimming AI

ファイル名に含まれるキーワードで、トリミングのプリセットを自動で振り分ける機能です。AI画像判定を使わずに高速にプリセットを決定できます。

この機能でできること

ファイル名ルールの仕組み — 通常のAI解析とファイル名ルール活用時の比較図

スマートトリミングAIでは通常、アップロードされた画像をAIが解析し、「全身」「トップス」「ボトムス」などのプリセットを自動で判定します。 しかし、撮影の段階でファイル名に命名規則が決まっているケースも多いのではないでしょうか。

ファイル名ルールは、ファイル名に含まれるキーワードをもとに、プリセットを自動で振り分ける機能です。 たとえば「ファイル名に tops が含まれていたらトップス用プリセットを適用する」といったルールを事前に設定しておくことで、 AI画像判定をスキップし、即座にプリセットが決定されます。

ルールにマッチしなかった画像は、従来どおりAIが画像内容を解析して自動分類するため、 すべてのファイルにルールを用意する必要はありません。 命名規則が統一されている画像だけルール化し、それ以外はAIに任せるという柔軟な使い分けが可能です。

画像処理設定画面

画像処理設定画面 - AI判定ルールセクション

ファイル名ルール設定画面

ファイル名ルール設定 - ルールを3つ追加した状態

ファイル名ルールの仕組み

ファイル名ルール設定画面 — キーワード・条件・プリセットを設定

マッチング条件の種類

条件タイプ説明例(キーワード: tops
完全一致ファイル名(拡張子除く)がキーワードと完全に同じtops.jpg / tops_white.jpg ×
前方一致ファイル名がキーワードで始まるtops_white.jpg / white_tops.jpg ×
後方一致ファイル名がキーワードで終わるwhite_tops.jpg / tops_white.jpg ×
含むファイル名にキーワードが含まれるwhite_tops_01.jpg
正規表現正規表現パターンでマッチ^[A-Z]{2}_\d+ など高度なパターン

※ マッチングは拡張子を除いたファイル名に対して行われます。

優先度のルール

複数のルールがマッチした場合、条件の具体性で優先されます:

完全一致 > 前方一致 > 後方一致 > 含む > 正規表現

同じ条件タイプ内では、上の行にあるルールが優先されます。

具体例

例えば、以下の2つのルールがある場合:

#キーワード条件プリセット
1tops含むトップス
2FB_前方一致全身

ファイル名が FB_tops_white_2024.jpg の場合:

  • ルール1「tops を含む」→ マッチ(優先度: 含む)
  • ルール2「FB_ で始まる」→ マッチ(優先度: 前方一致)

結果:前方一致のほうが具体性が高いため、全身プリセットが適用されます。

設定方法

ルールの作成手順

  1. サイドバーの「画像処理設定」ボタンをクリックします
    サイドバーの画像処理設定ボタン(赤枠)
  2. AI判定ルールの「新しい設定を作成」をクリックします(既存設定を編集する場合は「編集」ボタン)
    新しい設定を作成ボタン(赤枠)
  3. 「ファイル名ルール」タブに切り替えます
    ファイル名ルールタブ(赤枠)
  4. 「+ ルールを追加」をクリックします
    ルールを追加ボタン(赤枠)
  5. 各フィールドを設定します:
    • キーワード:マッチさせたい文字列(例: tops, bottoms, FB_
    • 条件タイプ:完全一致 / 前方一致 / 後方一致 / 含む / 正規表現
    • プリセット:マッチ時に適用するプリセット(全身 / トップス / ボトムス / 襟元 / 物撮り)
    ルール入力フィールド(赤枠)
  6. 必要に応じてルールを追加し、「保存」をクリックします
    ファイル名ルール設定完了例

ルールの並べ替え

ルール行の左側にある上下ボタンで順序を変更できます。同じ条件タイプ内では上にあるルールが優先されます。

大文字・小文字の区別

「大文字・小文字を区別しない」にチェックを入れると、TOPStopsTops も同じように扱われます(デフォルト: 区別しない)。

ルールに当てはまらない場合

どのファイル名ルールにもマッチしない画像は、AI画像判定で自動分類されます。

つまり、すべてのファイルに対してルールを用意する必要はありません。命名規則が統一されている画像だけルール化し、それ以外はAIに任せるという使い分けが可能です。

活用例

例1: ECサイトの商品撮影

ファイル名の命名規則が カテゴリ_商品番号_連番.jpg の場合:

キーワード条件プリセット
fullbody_前方一致全身
tops_前方一致トップス
bottoms_前方一致ボトムス
detail_前方一致襟元

例2: 撮影スタジオの管理番号

ファイル名が 撮影日_モデル名_カット番号 で、全身は「A」カット、トップスは「B」カットの場合:

キーワード条件プリセット
_A_含む全身
_B_含むトップス
_C_含むボトムス

例3: 正規表現を使った高度なルール

キーワード条件プリセット
^IMG_\d{4}_FB正規表現全身
_item$正規表現物撮り

よくある質問

Q

ファイル名ルールとAI判定はどちらが優先されますか?

ファイル名ルールが優先されます。ファイル名ルールにマッチした画像はAI判定を実行しません。
Q

拡張子はマッチングに含まれますか?

いいえ。拡張子を除いたファイル名に対してマッチングが行われます。photo_tops.jpg の場合、photo_tops が対象です。
Q

ルールは最大いくつまで作れますか?

ルール数に制限はありませんが、AI判定ルール設定自体はチームあたり最大10個まで作成できます。
Q

正規表現が間違っている場合はどうなりますか?

無効な正規表現パターンは無視され、そのルールはマッチしないものとして扱われます。保存時にバリデーションエラーが表示されます。