ノウハウ

楽天 商品画像ガイドライン 違反50選と復旧フロー

楽天市場の 商品画像登録ガイドライン は、2018年に公開されてから現在まで一度も「守らなくても困らない」状態だったことがありません。

2019年8月の遵守必須化、2020年9月の罰則発動、2023年のSKU画像への適用拡張、2024年6月の合成背景OK化(AIアシスタント登場)と、運用の境界は毎年動いています。

違反は店舗単位の 違反点数制度 で記録され、累計35点でレベルⅠ(7日間のランキング掲載停止+検索順位ダウン+Web講習)、100点でレベルⅤ(原則契約解除+違約金300万円)まで一気にエスカレートします。

「画像1枚の作り方をミスっただけ」が、繁忙期に売上の20〜30%を直撃するリスクに直結しているのが2026年現在の楽天です。

楽天 商品画像登録ガイドラインの全体像

年月改定内容影響
2018年7月ガイドライン初公開任意遵守期間スタート
2018年9月商品画像判定ツール提供開始RMSで◎/△/×の3段階自動判定が可能に
2019年8月遵守必須化任意期間終了
2020年9月罰則発動(違反点数5点加算)検索順位ダウン・媒体掲載制限が現実化
2023年SKUプロジェクトでSKU画像も適用対象移行日から180日間の猶予あり
2024年6月商品画像加工支援AIリリース+合成背景OK化「写真背景」の定義が緩和、AI生成背景も容認
2025〜2026年二重価格表示・No.1表示の運用厳格化景表法系の表記が画像でも厳しく見られる

楽天が「商品画像登録ガイドライン」を公開したのは 2018年7月19日

当初は任意遵守でしたが、2019年8月に 遵守必須化、2020年9月に 違反点数の運用開始 で罰則が現実のものになりました。

2023年のSKUプロジェクトでSKU画像にもガイドラインが適用されるようになり、2024年6月20日に 「商品画像加工支援AI」のβ版リリースに合わせて自然な合成背景が容認 されています。

お客様により分かりやすい商品検索結果を提供するため、テキスト要素の占有率や枠線等の使用について判定ツールでチェックいただける機能を提供しています。

公式楽天市場 RMS Service Square原文を読む

「楽天市場」、AIを活用した店舗運営の効率化や生産性向上を推進・支援する取り組みを開始します。

プレスリリース楽天グループ プレスリリース原文を読む

適用範囲は「第1商品画像」と「SKU画像」のみ

商品ページ2枚目以降のサブ画像、商品説明文中の挿入画像、店舗のページデザイン部分には適用されません。

「2枚目以降の自由度が高い」のはこの設計のためです。

守るべき4つのルール早見表

楽天ガイドラインの4ルール早見表(テキスト占有率20%・枠線禁止・背景・GIFアニメ禁止)
第1商品画像とSKU画像に課される4つのルール。違反は1件あたり5点加算で店舗単位に積み上がる。

楽天ガイドラインの中核は次の4つです。

ここを外していなければ、ペナルティの大半は防げます。

①商品画像内に配置するテキスト要素の占有率は20%以下

②枠線なしの商品画像を登録

③商品画像の背景は、単色白景 または 写真背景 を使用する

④アニメーションGIFはガイドライン対象画像へ登録しない

公式ガイド楽天市場 RMS Service Square原文を読む
#ルール基準違反例加算点
テキスト占有率画像全体の 20%以内(100マス換算で20マス以内、1マスでも文字が触れたら1%カウント)「送料無料」「SALE」を大きく配置5点
枠線禁止4辺枠・L字・帯状(辺の50%以上)・ぼかし枠・白枠・透過枠も対象商品周りの装飾フレーム5点
背景白(RGB:255,255,255 / #FFFFFF)または 写真背景。2024年6月以降は 自然な合成背景 もOKピンク・グレーのベタ塗り、グラデーション5点
アニメーションGIF禁止第1商品画像でアニメーションGIFを使うことができない動くサムネ5点

PNG・TIFF・BMPは自動でJPGに変換されます。

2枚目以降の画像にはこれらのルールは適用されません。

「派手にしたい情報」「動かしたい情報」は2枚目以降に振るのが運用の鉄則です。

テキスト占有率「20%」の正しい測り方

100マス換算でテキスト占有率を実測する図解
画像を縦10×横10の100マスに分割し、文字が1ピクセルでも触れているマスをカウント。20マス以内が合格。

最も誤解が多いのが「20%」の測り方です。

文字数や面積を厳密に測るのではなく、画像を縦10×横10の100マスに分割し、文字が1ピクセルでも触れたマスを1%とカウントします。

1cm幅の細い帯でも、長辺方向に貫通すれば10マスに触れる=10%になります。

テキスト要素としてカウントされるもの:

  • 商品名、ブランド名、ロゴ
  • スペック情報(「容量500g」「サイズM」など)
  • 販売促進文言(「送料無料」「期間限定」「最安値」)
  • キャッチコピー、見出し
  • ウォーターマーク・アイコン・装飾イラスト
  • 切り抜き合成された人物(モデル) ← 見落としやすい

カウント対象外:

  • カラーバリエーション表現(小さなカラーサムネ並び)
  • 商品自体に物理的に印字された文字(パッケージ表記など)
  • 実際の撮影に映り込んだモデル・背景
違反例テキスト占有率違反(30%)から適合(12%)への修正例(違反例)
適正例テキスト占有率違反(30%)から適合(12%)への修正例(適正例)
テキスト占有率違反(30%)から適合(12%)への修正例

違反したら何が起きるか — 違反点数制度・通知メール・復旧タイムライン

楽天違反点数制度のレベル別ペナルティとエスカレーションフロー
累計点数に応じて自動的にエスカレートする違反点数制度。レベルⅤで原則契約解除+違約金300万円。

楽天の違反点数制度は 店舗単位 で運用されます。

「画像1枚で5点」「同じ違反を100枚で500点」ではなく、1違反通知あたり一律5点 が加算されるのがポイントです(複合違反や重大違反は別枠で一発で大点数が加算されることもあります)。

レベル累計点数検索・ランキング掲載停止違約金その他
35点7日間なし一部媒体掲載制限 + Web講習受講義務
55点14日間なし一時改装中処理 + Web講習
75点28日間70万円一時改装中処理 + Web講習
80点56日間140万円一時改装中処理 + Web講習
100点300万円原則契約解除(強制退店)

累計点数は 毎年1月1日にリセット されます。

年末の駆け込みで点数が積み上がると、翌年1月リセットを待つ間に売上を大きく失う可能性があります。

違反通知メールの実物(再現)

実際にRMSメッセージ+メールで届く通知の件名と本文は、概ね以下のフォーマットです(再現・要約)。

件名: 【楽天】ページ修正・削除対応のお願い(禁止行為について)
送信元: 楽天市場 違反点数制度事務局

平素より楽天市場をご利用いただき、誠にありがとうございます。
貴店にて登録されている下記商品画像において、「商品画像登録ガイドライン」
の以下項目に違反していることを確認いたしました。
 ・テキスト要素占有率の超過
 ・枠線の使用
 ・指定外の背景色の使用

【対象商品】商品管理番号: xxxxxxxx
【対応期限】通知日より 5〜10営業日以内

期限までに修正対応がなされない場合、違反点数(5点)が加算されます。
詳細は商品画像判定ツールにてご確認ください。

復旧タイムラインの現実

違反通知 → 対応 → 復旧までの実際の流れは次のようになります。

  1. 0日目: 通知メール受信。RPP広告から該当商品が 即時除外、スーパーSALE / ランキングからも自動除外
  2. 1〜5営業日: 画像差し替え。SKU数百単位だとデザイナー2名で2日 + 切り抜き外注並列が現実的
  3. 5〜10営業日: 楽天側の再審査。再判定で適合になれば違反点数加算は回避
  4. 10〜30日: RPP配信は数日〜1週間で再開、検索順位は 完全には戻らないケースも
  5. 1〜3ヶ月: 検索順位の漸進回復。ペナルティ解除後も完全には戻らないという店舗の声が複数

画像スペック完全仕様

項目
推奨サイズ700×700px(正方形)
最小サイズ500×500px
最大サイズ3840×3840px
高品質推奨レンジ700〜1200pxの正方形
ファイル容量上限1枚あたり 2MB(推奨は200KB程度に圧縮)
解像度72dpi以上
対応形式JPG / GIF / PNG(PNG・TIFF・BMPはJPGに自動変換、第1画像にアニメーションGIF不可)
アスペクト比正方形(1:1)が基本。検索結果・ランキングは正方形で表示

「ファイルサイズ2MB上限」「3840px超はNG」など、見落としやすい数値仕様が並びます。

対象:商品画像欄の第1商品画像とSKU画像

第1商品画像とは、商品ページで最初に表示される画像で商品のメイン画像となります。SKU画像とは、楽天市場における商品最小単位(SKU:Stock Keeping Unit)ごとに登録できる画像のことです。

画像は正方形で、700×700ピクセル 以上が推奨されています。

公式ガイド楽天市場 RMS Service Square原文を読む

正方形以外(縦長・横長)の画像は、検索結果のグリッド表示で 自動トリミング され、両端や上下が切れます。

スマホ閲覧7割の現状では、撮影時から正方形での見え方を意識するのが安全です。

業種別 頻出違反マトリクス

業種別の頻出違反マトリクス(アパレル・コスメ・食品・家電・雑貨)
業種ごとに「やってしまいがちな違反」が偏る。自社カテゴリの傾向に合わせた事前チェックが効率的。

ECコンサル各社の店舗ヒアリングをまとめると、業種ごとに「やってしまいがちな違反」が明確に偏ります。

自社カテゴリのリスクポイントを先回りで潰すのが効率的です。

違反種別アパレルコスメ食品家電雑貨
テキスト20%超過(帯・コピー)
枠線・L字
背景合成(産地・利用シーン)
必須記載事項の画像化×
最上級表現(最安・No.1)
他社画像の無断利用
アニメーションGIF×

◎=非常に多い / ○=多い / △=時々 / ×=ほぼなし

業種別の特有NGポイント

  • アパレル — モデルが商品を物理的に着用している写真は本体扱いだが、上に「サイズ豊富」「再入荷」などの 帯テキスト を被せると一気に20%超。SKU(色・サイズ)違いごとの帯デザイン共通テンプレが、累計違反の温床になりやすい
  • コスメ — 薬機法と楽天ガイドラインの 二重縛り。「シミに効く」は薬機法違反、成分表を全部画像内に書くとガイドライン違反。Before/After画像は化粧品では実質ほぼ全部NG
  • 食品 — 「商品とその原材料の合成」(ポテトチップスとじゃがいも畑)は今も NG。一方 「その商品で作られたもの」(ホットサンドメーカーと作られたホットサンド)は OK という線引きが現場混乱の原因
  • 家電・雑貨 — メーカー画像借用問題。並行輸入・卸経由出店で違反が頻出。他社画像の無断利用は1件で35点(レベルⅠ即発動) の重大違反として扱われ、年間累計の上限を一発で大きく削る

違反50パターン完全リスト

楽天ガイドライン違反50パターンを5カテゴリに分類した一覧
A. テキスト過剰 / B. 枠線 / C. 背景 / D. 合成・コラージュ / E. 景表法・薬機法越境。各10パターン計50。

社内チェックリストに転用しやすいよう、違反パターンを5カテゴリ・各10パターンに整理しました。

A. テキスト要素 過剰(最頻出)

  • 「送料無料」を中央に大きく配置
  • 「SALE」「セール」が画面の3割を占める
  • 「ポイント10倍」を帯状デザインで上下に配置
  • 「最安値挑戦中!」キャッチコピーを大文字配置
  • 「即日発送」アイコンを4隅に配置
  • 商品ロゴが画面下1/3を占有
  • ブランドロゴ + 商品名 + 価格 + キャッチで合算20%超
  • ウォーターマーク(半透明社名)を全面に被せる
  • 切り抜き合成された人物モデルがある(テキスト扱い)
  • キャラクター・マスコットアイコンを4隅に配置

B. 枠線・帯デザイン違反

違反例枠線で商品を囲った違反例(左)と、枠線を取り除いた適正例(右)(違反例)
適正例枠線で商品を囲った違反例(左)と、枠線を取り除いた適正例(右)(適正例)
枠線で商品を囲った違反例(左)と、枠線を取り除いた適正例(右)
  • 4辺を囲む細線(白でも違反)
  • L字型の装飾フレーム
  • 上下に黒帯
  • 商品の周りに円形フレーム
  • ぼかし処理した枠線
  • 辺の50%以上の長さの帯オブジェクト
  • 切り抜き合成した商品ボックスの境界線
  • リボン風フレーム
  • グラデーション枠
  • 透過処理した白枠

C. 背景 違反

違反例ピンクのベタ塗り背景(左)と、白基調背景に修正した例(右)(違反例)
適正例ピンクのベタ塗り背景(左)と、白基調背景に修正した例(右)(適正例)
ピンクのベタ塗り背景(左)と、白基調背景に修正した例(右)
  • ピンク・ベージュなどベタ塗り単色背景
  • グラデーション背景
  • 商品と無関係な合成背景(昔のNG、2024年6月以降は自然なものはOK)
  • 不自然なAI合成背景(影の方向不一致など破綻あり)
  • 黒ベタ塗り背景
  • 模様・パターン背景(ストライプ、水玉)
  • 写真背景でも商品との関連性なし(食品にビル街など)
  • 切り抜き商品+切り抜き背景の合成境界が見える
  • 商品が背景にめり込む合成
  • 色違いカラフルストライプ背景

D. 合成・コラージュ 違反

  • 同一商品の複数アングルを1枚に並べる(カラバリ表現以外)
  • 商品+生産者の合成(食品系の頻出パターン)
  • 商品+無関係なライフスタイル写真
  • 商品Before/After合成(コスメで特に注意)
  • 商品+使い方ステップ図解
  • 切り抜き商品が空中に浮いている合成
  • パッケージとボトルを別撮りで合成
  • 棚に並ぶ商品とアップを合成
  • 商品+使用シーン写真の左右分割
  • 商品+効果説明イラスト

E. 景表法・薬機法 越境

  • 「業界No.1」根拠なし表示
  • 「最安値」根拠なし表示
  • 「日本初」「世界初」根拠なし表示
  • 二重価格表示「メーカー希望小売価格」根拠なし
  • 化粧品「シミ消す」「シワ消す」表現
  • 化粧品Before/Afterの強い明暗差
  • 健康食品「○○に効く」「痩せる」表現
  • 健康食品の体型変化Before/After画像
  • 「医師推奨」根拠資料未提示
  • 「100%安心」「完全保証」断定表現

店舗規模別 復旧フローと工数試算

店舗規模別の違反対応リアル(個人店・スモール・中堅・大手)
店舗規模が違うと「誰が・何時間で・いくらかけて」直すかが全く違う。中堅店舗ほどAIツールの効きが大きい。

店舗規模ごとに、違反通知が来てからの動き方は大きく違います。

規模違反通知時の主なリアクション復旧主体平均復旧時間売上影響
月商10万円(個人店)店長が深夜に自力修正、判定ツールを初めて使う店長1人1〜3晩月商比10〜30%ダウンも
月商100〜1,000万円(スモール)制作担当+店長で分担、テンプレ修正社内2〜3名3〜5営業日RPP配信停止、復旧1〜3ヶ月
月商1,000万〜1億円(中堅)ECコンサル契約・外注切り抜き並列、タスクフォース化社内5名+外注1〜3週間工数で他施策が停止
月商1億超(大手)デザインチーム+撮影代行で数千点を一気に再制作専任チーム+複数代行3〜8週間改修費用が数百万〜

手動切り抜きの実工数

ZenFotomatic社のサポート資料によると、複雑形状の商品の手動切り抜きは1枚あたり3〜5分、1時間で12枚程度 が現実的なペース。

300SKUの差し替えなら デザイナー1人で実働25時間 = 3〜4営業日を確保しなければなりません。

外注の相場感

外注を使う場合の相場感は、撮影代行で5cut 1,800〜4,000円画像切り抜き代行で1枚50〜500円 あたりです(複雑度・納期で変動)。

100枚以上の違反通知を最短で潰す3つの選択肢

100〜1,000枚の画像を一括対応する3つの選択肢のROI比較
1,000枚規模の違反対応で、手動 / 撮影代行 / AI一括処理を時間とコストで比較。

100枚以上の画像差し替えが必要になったとき、現実的な打ち手は3つです。

対応1,000枚 / 所要時間1枚あたりコスト強み弱み
手動でデザイナー対応80〜150時間0円(人件費除く)細かい調整がしやすいスケール不可、繁忙期に死ぬ
撮影代行 + 切り抜き代行1〜3週間300〜800円品質安定、ブランド統一感コスト高、納期がボトルネック
AI画像加工SaaS で一括規格化0.5〜2時間10〜50円圧倒的スピード、規格適合自動化撮影自体は別途必要

数百SKUを超えてからは、「ガイドラインに合致した画像を最初から自動で出力する」発想に切り替える のが定石です。

撮影直後のRAWからの工程に組み込んでしまえば、違反の8割は構造的に発生しなくなります。

景表法・薬機法とのクロスリファレンス

楽天ガイドライン違反は、しばしば 景表法薬機法 との交差で発生します。

「画像内の表現」がそのまま法律違反になるケースを整理します。

景表法(No.1・最安・二重価格)

楽天「広告ガイドライン」上の扱いとして、次の表現は 客観調査による根拠の引用元明示 が必須です。

  • 「最大」「最高」「最小」「最速」「No.1」「日本初」「世界初」「最安」「唯一」

根拠の提示がない場合、優良誤認に該当し、消費者庁の措置命令対象になります(2024〜2025年に小売業で複数の措置命令が出ています)。

期間を定めて、事業者に表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めることができる。

公的機関消費者庁「不実証広告規制」原文を読む

第1商品画像にこれらを書き込む場合、テキスト占有率20%以内+根拠資料を画像か商品説明文に併記 の2つを満たさないとガイドライン違反 + 景表法違反のダブルになります。

二重価格表示: 「当店通常価格」を比較対照価格に使うには、直近2週間以上 継続して販売していた実績が必要です。

一時的に値上げしてからSALEに見せかける手法は禁止です。

薬機法(コスメ・健食)

カテゴリ画像でNG画像でOK
化粧品「シミを消す」「シワを消す」「肌の老化を防止」、効果Before/After(明暗差大)「うるおいを与える」「肌をひきしめる」など標榜可能範囲
健康食品「○○に効く」「代謝アップ」「痩せる」、摂取で大きな変化のビジュアル一般的な美味しさ・栄養素訴求
医療機器類似品「治る」「治療」「医学的効果」機器の機能説明のみ

スーパーSALE / お買い物マラソン特有のルール

楽天はSS時専用の画像ガイドラインを別途は公開していません。

通常ガイドラインがそのまま適用 されます。

むしろセール期に「SALE」「半額」を画像に大きく載せる店舗が増えるため、違反検出がSS前後に集中 します。

項目OKNG
「SALE」テキスト占有率20%以内に収め、枠なし画面全体の3割超、L字帯デザイン
価格・割引率控えめに数字のみ20%以内「★50%OFF★」を中央に大きく配置
クーポン表示2枚目以降の画像に限定第1画像にクーポンバナー貼付
ポイント倍率「ポイント10倍」を第1画像に書くのは占有率に算入大きな「P10倍」帯状デザイン
買いまわり訴求テキスト形式の説明文第1画像にマラソンロゴを枠付きで合成

SS直前の駆け込み修正は遅すぎる のが現実です。

販促画像はSSの1〜2週間前にすべて確定させ、ガイドライン適合をチェックしてから差し替えるのが安全です。

スマホ最適化(7割時代)

PC表示とスマホアプリ表示の自動トリミング差を比較
楽天アプリ上での表示は正方形固定。横長・縦長で撮影すると左右上下が自動カットされる。

楽天市場ユーザーの 約7割がスマートフォン経由 で訪問しています。

アプリでは検索結果がグリッドの 正方形サムネで固定表示 され、横長や縦長の画像は左右上下を 自動カット されます。

項目PCスマホ・アプリ
検索結果サムネ横並びの正方形グリッドの正方形(自動トリミング)
商品ページ1枚目中央寄せ、大きめ表示画面最上部、正方形固定
横長画像の挙動縮小して全体表示左右が自動カット
縦長画像の挙動縮小して全体表示上下が自動カット
テキスト読みやすさ細い文字も読める100×100相当に縮小、細フォントが潰れる

スマホ最適化5原則

  • 正方形(1:1)または縦長(4:5)に統一する
  • 被写体は中央に配置する(左右上下が切れても主役が残る)
  • テキストは大きめ・太字にする(縮小しても読めるサイズ)
  • 背景はシンプルにする(雑多な背景は縮小で潰れる)
  • アパレルのモデル着用は腰上アップを推奨(全身は縮小で顔が潰れる)

公開前チェックリスト+FAQ

楽天商品画像 公開前チェックリスト20項目
第1商品画像を公開する前に、この20項目を毎回チェックする。社内マスターの入稿ゲートに組み込むのが理想。

新規SKUを公開する前に、第1商品画像について以下の20項目を必ず確認してください。

  • 背景はRGB各220以上の白基調(グラデーション・色背景なし)
  • 合成背景を使う場合は影の方向・色温度が自然か(2024年6月以降の運用)
  • テキスト占有率は20%以下(100マス換算で20マス以内)
  • 枠線・縁取り・装飾フレームが入っていない
  • 辺の50%以上の長さの帯オブジェクトがない
  • セール文言・価格・他社比較が画像内にない
  • 「最安」「No.1」など最上級表現に根拠資料を添えている
  • 解像度は700×700以上、ファイルサイズは2MB以下
  • アスペクト比は正方形(1:1)
  • アニメーションGIFを第1画像に使っていない
  • 商品が画像面積の70%以上を占めている
  • モデルの顔・マネキンの関節など中途半端な見切れがない
  • 切り抜き合成された人物(モデル)を使っていない
  • 効能効果・断定表現を画像に焼き込んでいない
  • 化粧品・健食のBefore/After表現を入れていない
  • 全成分表・必須記載事項を画像内に書いていない
  • ロゴ・透かし・URLが大きく入っていない
  • メーカー画像など他社の著作物を流用していない
  • スマホアプリで開いて、被写体が中央に残るか確認した
  • 商品画像判定ツールで◎を取れている

よくある質問(FAQ)

まとめ — 違反が起きない運用に切り替える

楽天RMSのガイドラインは「知っていれば防げる」ルールですが、SKU数が増えると人力では追いつかない領域 です。

  • 第1商品画像とSKU画像の 4ルール(テキスト20%・枠線・背景・GIF)が中核
  • 違反は 店舗単位の5点加算、累計35点でレベルⅠ・100点で契約解除
  • 復旧後も売上は1〜3ヶ月戻らないという声が多い
  • 100枚を超えたら、人力からAI一括処理への移行が現実解
  • 違反通知が来てからではなく、そもそも違反が起きない出力体制 を作るのが最終解

参考情報源

公式(一次資料)

二次資料(解説・実例)

違反点数制度・運用

現場の声・体験談

違反点数・違約金の数値は 2026年5月14日時点 の公開二次資料を複数突合した推定です。最新の正式な数値は楽天 RMS 出店者向け公式案内をご確認ください。

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