アパレル仕入れサイトの規約を7サイト読んだ|商品画像・ネット販売・個人の可否
セントラルオフィス編集部公開日 約8分で読めます

スマートトリミングAIを開発している株式会社セントラルオフィスです。
服をネットで売り始めるとき、自分で作らずに卸の仕入れサイトから仕入れようと考える方も多いのではないでしょうか。
「アパレル 仕入れ」で検索すると、NETSEAやスーパーデリバリー、TOPWHOLEといった仕入れサイトを紹介する記事が上位に並びます。
ただ、仕入れた服を売るとき、サイトに載っている商品画像をそのまま自分の店で使ってよいのでしょうか。
画像が使えないなら、1着ずつ撮る手間がまるごと増えます。
そこで、アパレルを扱う仕入れサイト7つの規約と利用ガイドを読み、商品画像・ネット販売・個人の可否がどう書かれているかを数えました。
これから仕入れサイトに登録しようとしている方は参考にしてください。
服のネット販売の仕事の流れ全体は、アパレルECとはにまとめています。
結論:画像は自分で撮る前提で登録前に規約を読む
結論から言うと、仕入れサイトの商品画像は、そのままでは使えないものと考えておくのが安全です。
読んだ7サイトのうち、画像を条件なしで使ってよいと書いたサイトは1つも無く、5サイトはサイト全体の決まりとして転載を禁じていたからです。

残る2サイトも、使えるかどうかを決めるのは商品ごとの表示でした。
ネットで売ってよいかも、多くは出品者ごとに決まっていて、サイトの規約だけでは分かりません。
なので、登録の前に次の3か所を読み、表示が無い商品は自分で撮る手間を見込んでおくのがおすすめです。

- 規約の画像の条項:「転載」「二次利用」「複製」の語で探す
- 商品ページの表示:「画像転載可」「ネット販売可」の表示があるか
- 登録の資格:個人事業主で登録できるか、事業でない個人の買い物を断っていないか
ただし、読んだのはログイン前に見られる規約とヘルプだけです。
出品者ごとの条件は、登録して商品ページを開かないと分かりません。
数え方:アパレルを扱う7サイトの規約
サイトは、「アパレル 仕入れ」の検索上位の記事で紹介されていた仕入れサイトのうち、トップページでアパレルの売り場を確かめられた7つです。

読んだのは規約・利用ガイド・よくある質問の3種類で、確認日は2026年10月7日です。
NETSEAだけは直接開けなかったので、Wayback Machineに保存された公式ページ(2026年2〜10月の保存)を読みました。
数えるときに分けたのは、サイト全体に効く決まりと、出品者が商品ごとに決める決まりです。
読んだ範囲に禁止も許可も無いものは「記載なし」として数えました。
サイトの商品画像は条件なしでは使えない
いちばん確かめたかったのは、仕入れた服をサイトの商品画像で売れるかどうかです。

一律に使えないと書いていたのは、TOPWHOLEとorosyの2サイトでした。
orosyのバイヤー利用規約は、サプライヤーが載せた写真の転載や改変などの二次利用を、例外を置かずに禁じています。
スーパーデリバリー・カウメリ・SMASELLの3サイトも原則は禁止で、運営会社の事前の同意か、出品者が転載してよいと示した場合に限って使えます。
一方、NETSEAとUSNETの規約には画像の条項が無く、商品ごとに「画像転載可」の表示が出る仕組みでした。
つまり、7サイトのどこで仕入れても、画像を使えるかは「同意」「許可」「表示」のどれかを確かめてからの話です。
TOPWHOLEは、もともと画像を使えるサイトでした。

2023年9月8日のお知らせで、10月1日から商品画像の2次利用を「不可」に変えると告知しています。
以前の情報のまま「画像が使えるサイト」と覚えていると、仕入れてから撮影の手間に気づくことになります。
ネットで売れるかは出品者ごとに決まる
次に、仕入れた服をネットで売ってよいかです。

サイト全体でネット販売を禁じていたサイトはありませんでした。
ところが、スーパーデリバリーの会員規約は、購入した商品の販売方法の制限を出展者ごとの定めに任せていて、その例に「ウェブサイトを通じた販売の禁止等」を挙げています。
カウメリとSMASELLも同じように出品者の定めに任せ、USNETは商品ごとに「ネット販売可」の表示を付けていました。
NETSEA・TOPWHOLE・orosyの3サイトは、読んだ範囲に禁止も許可もありません。
規約に禁止が無いからといって、どの商品でもネットで売れるわけではないので、楽天や自社ECで売るつもりなら、仕入れる前に商品ページの条件を見ておく必要があります。
個人事業主なら6サイトで登録できる
「個人でも仕入れられるか」は、検索でもよく聞かれている問いです。

個人事業主が使えると読めたのは、TOPWHOLEを除く6サイトでした。
TOPWHOLEは、掛け払いの対象を法人と個人事業主としているものの、登録の資格そのものは読んだ範囲に書かれていません。
一方で、事業でない個人の買い物は、5サイトが規約ではっきり断っています。
たとえばNETSEAの規約は、一般消費や個人消費を目的にした購入を禁止事項に挙げていました。
SMASELLは、規約では事業者でない個人としての利用を禁じているのに、ヘルプでは一般の方も購入できると案内していて、両者が食い違っています。
個人で始めるなら、個人事業主として登録する前提で考えておくと、6サイトの規約に沿えます。
費用は無料が5サイトで返品を認めるサイトは無い
最後に、買い手の費用と返品です。

買い手の登録料や月額が無料だったのは5サイトで、TOPWHOLEは月額3,300円(税込)でした。
orosyは、買い手の費用を読んだ範囲で確かめられていません。
返品のほうは、買い手の都合で返品できると書いたサイトがありませんでした。
TOPWHOLEとorosyはサイト全体で原則不可とし、4サイトは出品者ごとの条件に任せています。
サイズや色を見て返す使い方はできないと考え、少ない点数から試すのが無難です。
1点から仕入れられると書いていたのは、NETSEA・カウメリ・USNETの3サイトでした。
この数え方で分からないこと

数えたのは、ログイン前に読める規約とヘルプだけです。
画像やネット販売の条件の多くは出品者ごとに決まるので、商品ページを開ける会員になってからでないと、実際の条件は分かりません。
カウメリのヘルプには「画像の転載の可否について」という項目がありますが、本文までは読めていません。
規約は変わることがあり、この記事の数字は2026年10月7日の時点のものです。
まとめ
仕入れサイトの商品画像は、読んだ7サイトのどこでも条件なしでは使えませんでした。
ネットで売ってよいかや返品の条件も、多くは出品者ごとに決まります。
なので、登録の前に規約の画像の条項と登録の資格を読み、仕入れる前に商品ページの表示を見て、表示が無い商品は自分で撮る手間を見込んでおくと、後から困りません。
仕入れた服を自分で撮るときに要るカットと枚数は、アパレルの商品撮影で数えています。
撮影を外に頼む場合の料金は、商品撮影代行の料金で29社分を並べました。
よくある質問
参考情報源
- NETSEA:利用規約(Wayback Machineの2026年8月8日の保存を読んだ)、トップ・よくある質問
- スーパーデリバリー:会員規約
- TOPWHOLE:ご利用ガイド、商品画像の2次利用についてのお知らせ(2023年9月8日)、よくある質問
- orosy:バイヤー利用規約、トップ
- SMASELL:会員規約、ヘルプ
- カウメリ:利用規約、トップ
- USNET:バイヤー会員規約、トップ・よくある質問



