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楽天の商品ページの作り方|検索上位88件を開いて画像・動画・説明文を数えた

セントラルオフィス編集部公開日 約12分で読めます

スマートトリミングAIを開発している株式会社セントラルオフィスです。

楽天市場に服の商品ページを作るとき、画像を何枚入れて、説明文をどこまで書けばいいのか迷う方もいるのではないでしょうか。

楽天の店舗運営ガイドラインには、画像の文字や外部リンクなど、やってはいけないことが書かれています。

一方で、画像を何枚にしてどの順番で並べるかは、公開されている資料には見当たりません。

そこで2026年10月4日に、楽天市場で服の6語を検索し、上位88件の商品ページをPCとスマホで開いて数えました。

商品ページづくりは、店舗運営の仕事のうち商品登録の段階にあたります。

仕事の全体は楽天RMSとは|店舗運営でやる11の仕事にまとめています。

結論:画像は20枚近くまで入れて 説明文はスマホにも同じ文を載せる

結論から言うと、上位の商品ページは画像を20枚近くまで入れ、説明文はPCとスマホでほぼ同じ文を使っていました。

88件中50件が画像20枚で、動画は31件、スマホ用の説明文がPC用とほぼ同じだったのは56件です。

楽天市場の検索上位88件の商品ページを数えた結果。画像20枚は50件、動画ありは31件、スマホ用の説明文がPC用とほぼ同じなのは56件
見てほしいのは、画像20枚が88件中50件と半分を超えていること

なので、作るときは次の4つの順番がおすすめです。

  1. 画像をそろえる:1枚目は正方形で700×700px以上にし、2枚目以降に着用の写真、物だけの写真、サイズ表を入れて20枚近くにする
  2. 動画を足す:30秒以内の短い動画を1本入れる(入れていた31件中23件が30秒以内)
  3. 説明文を書く:PC用に書いた文をスマホ用にも入れ、袖丈や着丈、肩幅などの採寸は文字でも書く
  4. 規定を確かめる:画像の文字、外部リンク、ランキングの表示を03 店舗運営ガイドラインで見る

ただし、数えたのは上位に並んだページの形だけなので、この形にすれば順位が上がるという因果までは分かりません。

数え方:6語の上位15件ずつをPCとスマホで開いた

数え方。楽天市場で服の6語を検索し、各語の上から15件で90件、楽天ファッションの2件を除いて88件の商品ページをPC用とスマホ用で取得した
見てほしいのは、同じ商品ページをPC用とスマホ用の両方で開いたこと

検索した語は、ワンピース レディース、ニット レディース、ワイドパンツ レディース、パーカー メンズ、ジャケット メンズ、tシャツ メンズの6つです。

並び順は楽天の標準のまま、検索結果に並んだ商品を上から15件ずつ選びました。

90件のうち2件は楽天ファッションの商品で、ページの仕組みが違うので除いています。

残りの88件(63店舗)の商品ページを、PC用とスマホ用で1回ずつ取りました。

1枚目は元の画像で大きさを測り、2枚目以降は縮小版で縦横の比と写真の種類を見ています。

取得は2026年10月4日の19時40分から21時ごろで、1回ごとに2秒以上あけ、robots.txtで許された範囲だけを開きました。

画像の枚数:88件中50件が20枚

商品画像の枚数の分布。20枚が50件、16〜19枚が22件、11〜15枚が9件、6〜10枚が6件、1〜5枚が1件。1枚目は88件中81件が正方形で、最も多い大きさは700×700px
見てほしいのは、20枚を超えるページが1件も無いこと

商品画像の枚数は中央値が20枚で、88件中50件がちょうど20枚です。

20枚を超えるページは1件もありません。

楽天の公開資料では枚数の上限を確かめられませんでしたが、上位のページは20枚まで入れる形がいちばん多い結果です。

1枚目は88件中81件が正方形で、長い辺が700px以上の画像は78件、最も多い大きさは700×700pxの16件でした。

1枚目は第1商品画像と呼ばれ、検索結果やランキングにもそのまま使われます(03 店舗運営ガイドライン 112ページ)。

2枚目以降に、高さが幅の1.3倍以上ある縦長の画像を入れたページは41件です。

素材や着こなしの説明を縦長の1枚にまとめたもので、商品画像の枠が説明の場所にもなっています。

色やサイズごとの画像(SKU画像)を登録していたのは67件です。

画像の大きさの公式の数字は楽天の画像サイズ一覧、検索上位の実際の大きさはECモールの検索上位120件の実測にまとめています。

写真の種類:着用は83件 物だけの写真は68件

商品画像に入っていた写真の種類。着用の写真は83件、物だけの写真は68件、サイズ表の画像は44件、順位や受賞を見せる画像は22件
見てほしいのは、物だけの写真の多くが切り抜きか平置きだったこと

商品画像を縮小版で並べ、写真の種類を目で見て分けました。

人が着た写真は、88件中83件のページにあります。

入っていなかった5件はどれもメンズのジャケットとTシャツで、ハンガーに吊るした写真や平置き、トルソーの写真だけで服を見せています。

服だけを写した写真があったのは68件で、内訳は切り抜き35件、平置き17件、ハンガーに吊るした写真14件、トルソー2件です。

物だけの写真は、色違いを横に並べた一覧の画像として入っている例が目立ちました。

順位や販売数、受賞を大きく見せる画像は22件にあります。

ランキングの実績を書くときは、対象ジャンル、順位、集計・更新日などの必須記載事項をすべて表示するよう決められています(03 店舗運営ガイドライン 195〜196ページ)。

1枚目に大きな文字を載せたページは50件です。

画像の中の文字は占有率20%以下と決められていますが(同 112ページ)、縮小版では占有率までは測っていません。

文字の割合の測り方は商品画像ガイドラインの文字20%を検証した記事で試しています。

サイズ表:画像で44件 文字で40件

サイズの載せ方。サイズ表の画像は44件、説明文に採寸を文字で書いたのは40件。文字で書いた項目は袖丈31件、着丈30件、肩幅25件の順に多い
見てほしいのは、文字で書いたページの採寸の項目が中央値4つだったこと

サイズ表を画像で入れていたのは44件で、説明文に採寸の数字を文字で書いていたのは40件です。

ここでの「文字で書いた」は、袖丈や着丈などの語のすぐ後ろに数字がある項目が、説明文に2つ以上あるページを指します。

文字で書いたページの採寸の項目数は中央値4つで、多い順に袖丈31件、着丈30件、肩幅25件と続きます。

画像のサイズ表だけで文字の採寸が無いページは35件、どちらも見つからなかったページは13件です。

サイズ表の画像は、置き場所が分かった43件のうち27件が最後の3枚の中に置かれています。

動画:88件中31件 長さの中央値は25秒

動画を入れていたのは88件中31件。長さの中央値は25秒で、30秒以内が23件。向きは縦長16件、横長14件、正方形1件
見てほしいのは、31件すべてで動画が商品画像のすぐ後ろに並んでいたこと

商品ページに動画を入れていたのは88件中31件でした。

長さの中央値は25秒で、31件中23件が30秒以内です。

向きは縦長が16件、横長が14件、正方形が1件で、ほぼ半々でした。

スマホのページでは、31件すべてで動画が商品画像のすぐ後ろ、色・サイズの画像の前に並んでいます。

動画については、背景に写った人や流れる音楽も含めて他人の著作権などを侵害しないこと、楽天市場の外のサイトに表示しないことが決められています(03 店舗運営ガイドライン 182ページ)。

説明文:スマホ用は中央値1,131字でPC用とほぼ同じ

説明文の文字数の中央値。PC用の商品説明文700字、販売説明文320字、スマホ用説明文1,131字。スマホ用の文がPC用とほぼ同じなのは56件、一部同じ25件、ほとんど別5件、スマホ用が空2件
見てほしいのは、88件中81件でスマホ用の文の一部以上がPC用と同じだったこと

PC用の商品説明文は中央値700字、販売説明文は320字でした。

販売説明文は空のページが21件あり、320字はその21件も含めた中央値です。

スマホ用の説明文は、中央値で1,131字ありました。

スマホ用の文を1文ずつPC用の文と照らし合わせると、8割以上が同じ文だったのが56件、一部が同じだったのが25件、ほとんど別の文だったのは5件です。

スマホ用の欄が空のページも2件あります。

PCの説明文に、別のページを埋め込む枠(iframe)を使っていたページは36件あり、その中身は数えていません。

説明文に商品と直接関係ないキーワードを並べることは禁止で、違反すると露出が下がる可能性があると書かれています(03 店舗運営ガイドライン 185〜186ページ)。

商品名の付け方は、楽天の商品名の文字数と付け方で検索上位450件を数えています。

店のバナー:PCのページに中央値19個

PCの商品ページで同じ店の商品やページへ飛ぶ画像リンクの数。0個4件、1〜9個21件、10〜29個33件、30〜99個26件、100個以上4件。クーポンへのリンクは35件。スマホで店が設定したバナーは84件、クーポンのバナーは33件
見てほしいのは、店の商品やページへのリンクが1つも無いページは88件中4件だけなこと

PCの商品ページ全体で、同じ店の商品やページへ飛ぶ画像のリンクを数えると、中央値は19個です。

この数には、店のヘッダーやメニューにあるリンクも含みます。

1つも無いページは4件だけで、100個以上のページも4件あります。

クーポンへのリンクを置いたページは35件です。

スマホのページでは、店が設定するバナーが84件にあり、中央値は14個、クーポンのバナーは33件です。

楽天市場の外へのリンクは原則禁止で、使うときは楽天が発行する指定URL(link.rakuten.co.jp)を使うよう決められています(03 店舗運営ガイドライン 188ページ)。

この指定URLのリンクは31件のページにありました。

上位のページの画像の並び

架空の例。スマホの商品画像は、1枚目、着用、物だけ、説明、サイズ表、動画、色・サイズの画像の順に並ぶ
見てほしいのは、動画と色・サイズの画像が商品画像の後ろに続くこと

ここまでの数字から、スマホで見たときの商品画像の並びを架空の例にしました。

1枚目のあとに着用や物だけ、説明の画像が続き、最後のほうにサイズ表、その後ろに動画と色・サイズの画像が並びます。

着用と物だけの写真の順番は店ごとにばらばらで、決まった形は見つかりませんでした。

商品ページで確かめたい楽天の規定

商品ページを作るときに確かめたい楽天の規定。03 店舗運営ガイドラインの112・114・182・185・188・195〜196ページ
見てほしいのは、画像の規定の対象が1枚目とSKU画像だということ

商品ページに関わる規定を、楽天市場の「店舗運営に関するガイドライン」(03)から7つ抜き出しました。

ページ番号は、2026年10月4日に取得したPDFの通しの番号です。

画像のガイドラインの対象は、第1商品画像とSKU画像です(112ページ)。

本ガイドラインではR-Storefront における商品画像欄の第1 商品画像(以下、商品画像 (1))とSKU 画像を対象といたします。

文字の量については、112ページに次のように書かれています。

商品画像内に配置するテキスト要素の占有率は20%以下としてください。

スマホ向けの作り方は、第4条(モバイルコンテンツの作成)に、携帯端末の表示が限られることに配慮し、販売の内容がはっきり伝わるよう注意すると書かれています(59ページ)。

この数え方で分からないこと

ここまでの数字は、2026年10月4日に1回だけ取った商品ページを数えたものです。

  • 時点が1つ:秋冬物が並び始めた時期で、季節が変わると画像や動画の数も変わりうる
  • 6語・88件だけ:服の6語の上位で、ほかのジャンルや語では違いうる
  • 因果は分からない:ページの形と順位の関係は相関まで
  • 後から描かれる欄は数えていない:楽天がJavaScriptで後から出す欄(店のおすすめやランキングなど)と、iframeの中身は取れなかった
  • 検索結果の番号の抜け:1語目の5番目のように、取ったHTMLに商品が入っていない番号があり、その中身は確かめていない
  • 写真の種類は目視:縮小版で見たので、平置きと吊りの見分けなどに誤りがありうる
  • 文字の占有率は測っていない:1枚目の文字が20%以下かどうかは分からない

まとめ

楽天市場の検索上位88件の商品ページは、88件中50件が画像20枚で、1枚目は正方形の700×700pxが最も多くありました。

動画は31件に1本ずつ入っていて、長さの中央値は25秒です。

スマホ用の説明文は、88件中56件がPC用とほぼ同じ文でした。

商品ページを作るときは、画像を20枚近くまでそろえ、説明文をPCとスマホの両方に入れてから、03 店舗運営ガイドラインの規定を確かめてみてください。

商品名は楽天の商品名の文字数と付け方、画像の大きさは楽天の画像サイズ一覧にまとめています。

店舗運営の仕事の全体は、楽天RMSとは|店舗運営でやる11の仕事に一覧にしています。

よくある質問

参考情報源

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