楽天の商品名の文字数と付け方|アパレル検索上位450件を数えた結果
セントラルオフィス編集部公開日 約11分で読めます

スマートトリミングAIを開発している株式会社セントラルオフィスです。
楽天市場に服を出すとき、商品名を何文字にすればいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
楽天の公式ページには、検索結果に表示される文字数は「一般的に30文字程度」と書かれています。
ただ、実際に検索結果の上に並んでいる商品名は、それよりずっと長く見えます。
じゃあ、上位の店は商品名の先頭に何を置き、どこまで書いているのでしょうか。
そこで、2026年10月4日に楽天市場でアパレルの10語を検索し、1ページ目に並んだ450件の商品名とキャッチコピーを数えました。
商品名を付け直したい方や、これから商品を登録する方に向けた記事です。
楽天市場の店舗運営で押さえることの全体は、楽天RMSの店舗運営の記事にまとめています。
結論:品目名を先頭30字に置いて販促語はキャッチコピー欄へ
結論から言うと、楽天の商品名は長く書いてもかまいませんが、検索結果で読まれるのは先頭の30字ほどだけでした。
上位450件の商品名は中央値で111.5字あるのに、スマホの検索結果で見えるのは2行・36.5〜38字までです。

なので、先頭には品目名と対象を置き、送料無料やクーポンのような販促語はキャッチコピー欄へ移すのがおすすめです。
手順は次の3つになります。
- 先頭30字を決める:品目名(ワンピース・スニーカーなど)と対象(レディース・メンズ)、季節を前に置く
- 残りを足す:素材・形・色・サイズを半角スペースで区切って後ろに並べる
- 販促語を移す:送料無料・クーポン・期限などはキャッチコピー欄に書く
上位450件でも、品目名が先頭30字以内に入っていない商品名は2割に届きません。
一方で、55.6%は商品名に販促語を入れていて、ここは公式のガイドラインと食い違っています。
公式の決まり:商品名登録ガイドライン
商品名の付け方の決まりは、出店者向けの店舗運営ガイドラインの中の「商品名登録ガイドライン」です。

読むべきところは4つで、どれも店舗運営ガイドラインのPDFの119〜122ページにあります。
- 守ると楽天市場の中での露出が上がる可能性があり、守らなくても違反点数制度の対象にはならない(p119)
- 販促文言と、検索に当てるための関連キーワードは、商品名ではなくキャッチコピー欄に書く(p120)
- 「★」「◇」のような意味を持たない文字は控え、英数字と記号は半角にし、項目は半角スペースで区切る(p121)
- 全文字数は検索結果ですべて表示されないので、表示される文字数の中に重要な情報を入れる(p122)
レディースファッションの基本の並びは「ブランド名_商品名称_対象性別_シーズン_仕様_色_サイズ」です(p122)。
商品名登録ガイドラインの最終改定は2026年6月30日で、PDFは2026年10月4日に取得しました。
「30文字程度」という目安は、楽天の商品名の付け方のページ(2026年2月17日更新)に出てきます。
商品名に入る上限の文字数は、ログインせずに読める公式資料では見つかっていません。
数え方:アパレル10語の検索1ページ目を450件
数えたのは、楽天市場の検索結果の1ページ目に並ぶ45件を、アパレルの10語ぶんです。

検索語は、ワンピース レディース、Tシャツ メンズ、デニム レディース、カーディガン、スニーカー、パーカー メンズ、ニット レディース、スカート、コート レディース、ジャケット メンズの10語です。
取得したのは2026年10月4日の19時43分から46分で、450件は192店の商品でした。
一覧の45件には[PR]の印が付いておらず、広告は一覧の外のバナーとして3語で出ていただけです。
1件ずつ、商品名の長さ、品目名の位置、販促語や記号、キャッチコピーを記録しました。
長さは全角換算で数えていて、半角の英数字やスペースは0.5字としています。
検索結果に出ているキャッチコピーは、商品ページのキャッチコピー欄と同じ文でした。
長さ:中央値111.5字で30字以下は0件
上位450件の商品名で、100字に届かないものは3割ほどしかありません。

中央値は111.5字で、真ん中の半分は94.5字から120.5字の間に入っています。
100字を超えるのは67.1%、120字以上も27.1%ありました。
最も長い商品名は全角換算127.5字で、楽天市場の文字コードで数えると255バイトです。
公式の「30文字程度」は書く長さの上限ではなく、検索結果に見える長さの話だと読むのが自然です。
検索結果で見える長さ:スマホは2行で36.5〜38字
では、長い商品名は検索結果でどこまで見えるのでしょうか。
ワンピース レディースとスニーカーの2語で、検索結果の商品名の欄に切れずに見える字数を数えました(2026年10月4日19時56分〜58分)。
- スマホ(iPhone 13 の幅):2行で、見える字数の中央値はワンピース レディース38字・スニーカー36.5字
- PC(幅1280px)の一覧表示:1行で、中央値43字(ワンピース レディース)
- PC(幅1280px)の画像を並べる表示:2行で、中央値34.5字(スニーカー)
スマホでは2語とも商品名が途中で「…」になり、全文が見えるものはほとんどありません。
PCの表示の形は検索語によって変わり、どちらの形でも見えるのは40字前後までです。
公式の「30文字程度」は、この見える範囲に余裕を持たせた数字として使えます。
品目名の位置:81.3%が先頭30字以内
検索語の品目名(ワンピース・スニーカーなど)が、商品名の何字目から始まるかも数えました。

先頭30字以内に品目名が入っていたのは366件で、81.3%にあたります。
1字目から品目名で始まる商品名は78件で、それより多かったのは2〜30字目の間でした。
品目名が2〜30字目から始まる288件のうち、141件は【】などの記号で始まっていて、見出しの後ろに品目名を続ける形が目立ちます。
レディースやメンズのような対象を付けた7語で見ても、対象の語は68.9%が先頭30字に入っていました。
1〜10位と11〜45位を比べると、品目名が先頭30字以内にある割合は82.0%と81.1%でほぼ同じです。
入っている要素:対象性別が92.2%
商品名の中に、ガイドラインの並びに出てくる要素がどれくらい入っているかを見ました。

対象性別は92.2%と、ほとんどの商品名に入っていました。
シーズンは65.6%で、秋冬の立ち上がりの時期らしく「秋」「冬」の語が目立ちます。
サイズと色はどちらも半分ほどで、型番を入れていたのは20.2%でした。
ブランド名は、編集部が作った辞書に当たったものだけを数えたので、実際より少なく出ている可能性があります。
販促語:55.6%が商品名に入れている
ガイドラインがキャッチコピー欄へと書いている販促語も、商品名に多く残っていました。

いちばん多いのは値引き(SALEやOFFなど)の27.3%で、送料無料の23.6%が続きます。
先頭30字以内に販促語がある商品も43.1%あり、見える範囲の一部を販促に使っている計算です。
【】を使う商品名は47.3%あるものの、ガイドラインが【】で先頭に書くよう求める注意文言(中古・予約など)を入れたものは4件だけです。
【】の中身を数えると、313個のうち201個が送料無料やクーポン、新作のような販促の語を含んでいました。
★や☆は12.4%の商品名に入っていて、ガイドラインの「控えてください」とは合っていません。
上位10件では販促語を含む割合が62.0%と、11〜45位の53.7%より少し高めでした。
ただ、これは並びを数えただけなので、販促語を入れると順位が上がるとは言えません。
キャッチコピー:95.6%が入れている
販促語の置き場所として公式が示すキャッチコピー欄は、上位のほぼ全件が使っていました。

キャッチコピーが入っていたのは430件で、長さの中央値は61.5字です。
最も長いものは87字(174バイト)で、商品名の最長127.5字よりは短めです。
PCの一覧表示では、キャッチコピーが商品名のすぐ下に1行で出ていて、見える長さの中央値は49字でした。
ところが、販促語を含むキャッチコピーは25.8%にとどまり、商品名の55.6%の半分以下です。
キャッチコピーの語の半分以上が商品名にも出てくるものが32.6%あり、検索に当てる語を並べ直して入れている店も多く見られました。
商品名から販促語を外しても、キャッチコピー欄に移せば一覧の上では読まれる、ということになります。
この数え方で分からないこと
ここまでの数字は、2026年10月4日に1回だけ取った検索結果を数えたものです。
- 時点が1つ:お買い物マラソンの直前で、値引きや期限の語が普段より多い可能性がある
- 1ページ目だけ:2ページ目以降や、並べ替えた結果は数えていない
- 因果は分からない:検索順位の決め方は公開されておらず、商品名の付け方と順位の関係は相関まで
- 見える字数は2語だけ:スマホとPCの見え方は、ワンピース レディースとスニーカーで測った
- 上限の文字数は未確認:実測の最長は255バイトで、公式の上限は公開資料に見当たらなかった
- 判定は機械:販促語やブランド名は決めた語の一覧で拾ったので、言い換えは数えていない
まとめ
楽天市場のアパレル検索上位450件では、商品名の長さの中央値が111.5字でした。
ところが、スマホの検索結果で見えるのは2行・36.5〜38字までで、公式も「30文字程度」を目安にしています。
上位の81.3%は品目名を先頭30字以内に入れていて、ここは今の商品名でも真似できるところです。
販促語は55.6%が商品名に入れていますが、ガイドラインはキャッチコピー欄に書くよう求めています。
商品名を付け直すときは、先頭30字に品目名と対象を置き、送料無料やクーポンはキャッチコピー欄へ移してみてください。
商品ページ全体の作り方は楽天の商品ページの記事、楽天ファッションの上位商品の数字は楽天ファッションのランキング分析で数えています。
店舗運営のほかの作業は、楽天RMSの店舗運営の記事からたどれます。
よくある質問
参考情報源
- 楽天市場 出店案内「商品名の付け方」(2026年2月17日更新・2026年10月4日取得)
- 楽天市場 店舗運営ガイドライン(03_tempounei_guideline.pdf)(商品名登録ガイドライン p119〜122・最終改定2026年6月30日・2026年10月4日取得)
- 楽天市場の検索結果「ワンピース レディース」(ほか9語・2026年10月4日取得)



