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楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの受賞店を数えた|2025年は139店・ファッションは27枠

セントラルオフィス編集部公開日 約11分で読めます

スマートトリミングAIを開発している株式会社セントラルオフィスです。

楽天市場では毎年1月ごろ、その年の「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」の受賞店が発表されます。

受賞店のバナーを見て、どんな店が何店くらい選ばれているのか気になった方もいるのではないでしょうか。

ニュースではその年の総合グランプリが取り上げられますが、受賞店を全部数えた資料は見当たりませんでした。

そこで、2026年10月4日に楽天市場の受賞ページと楽天グループのプレスリリースを読み、2025年版の受賞を1件ずつ数えました。

店舗運営の仕事の全体は、楽天RMSとは|店舗運営でやる11の仕事にまとめています。

結論:2025年は139店が受賞しファッションは27枠

結論から言うと、2025年版の受賞は延べ165で、同じ店の重なりを除くと139店でした。

ジャンル賞124枠のうち、ファッション部門はフード・ドリンク部門と並んで最も多い27枠です。

楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2025を数えた結果。受賞は延べ165で実際の店は139店。ジャンル賞124枠のうちファッション部門は27枠。総合トップ10に3年続けて入った店は1店
見てほしいのは、延べ165と139の差26が、2つ以上の賞を受けた21店の分だということ

選ばれ方は、公式ページに「お客様による投票数、2025年度の売上、売上の成長率、注文件数、お客様対応など」と書かれています。

それぞれの重みや応募の有無は公開されていないので、狙って取りにいく手順までは分かりません。

なので、出店している店がこの数から使えるのは次の3つです。

  1. 自分のジャンルの枠を知る:ジャンル賞は42ジャンルあり、41ジャンルが大賞1店と賞2店
  2. 投票の時期を押さえる:公式のガイドに「毎年11月に投票」と書かれている
  3. 受賞したら書き方を守る:正式名称と受賞の中身を書き、守らないと違反点数は20点

選ばれ方:投票数と売上と対応から選ぶ

楽天市場は、受賞ページで制度を次のように説明しています。

楽天市場の楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーのページ。楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーとはの説明文を赤枠で囲んでいる。お客様による投票数、2025年度の売上、売上の成長率、注文件数、お客様対応などから年間のベストショップが選ばれる楽天市場の表彰制度です、と書かれている
見てほしいのは、赤枠の1行目に並ぶ材料が「投票数、売上、売上の成長率、注文件数、お客様対応など」になっていること(2026年10月4日取得)

楽天グループもプレスリリースで「ユーザーによる人気投票の結果や店舗の売り上げなどを総合的に評価」と書いていて、中身にずれはありません。

公式のガイドページには「上位約0.2%」とあり、投票は毎年11月です。

新人賞にだけは条件があり、2023年12月1日以降に出店した店が対象でした。

一方で、材料ごとの重みや、店が応募する手続きは公開ページで見つかりません。

選ばれ方の中身が見えないので、手がかりになるのは選ばれた結果のほうだと考え、受賞店を数えることにしました。

数え方:受賞一覧の店名を1行ずつ書き出した

数えたのは、楽天市場の受賞一覧のページです(2026年10月4日 20時48分取得)。

総合賞・ジャンル賞・サービス賞・特別賞の欄から、賞の名前と順位と店名を1行ずつ書き出すと、全部で165行です。

この数は、2025年版のプレスリリースにある「計165店舗」と一致します。

同じ店名をまとめて実際の店の数を出し、ジャンル賞は部門ごとに枠と大賞を数えました。

年ごとの比較には、2023年版・2024年版・2025年版のプレスリリースを使っています。

賞の内訳:ジャンル賞が124で4分の3

書き出した165行を賞の種類で分けると、124がジャンル賞で、残りは総合賞10・サービス賞19・特別賞12です。

楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2025の賞の内訳。総合賞10、ジャンル賞124、サービス賞19、特別賞12で延べ165。実際の店は139店。2つ以上の賞を受けた店は21店で、5つが1店、3つが2店、2つが18店
見てほしいのは、2つ以上の賞を受けた21店のうち18店が2つずつだということ

特別賞の「ふるさと納税賞」は3つの自治体が受けていて、プレスリリースも店舗として数えています。

2つ以上の賞を受けた店は21店ありました。

最も多いのは澤井珈琲Beans&Leafの5つで、越前かに職人甲羅組(DENSHOKU)とリカーBOSS 楽天市場店が3つずつ、残る18店は2つずつです。

受賞の数を見るときは、延べの数か実際の店の数かを確かめておくと読み違えずに済みます。

部門の内訳:ファッションとフードが27枠ずつ

4分の3を占めるジャンル賞は6つの部門に分かれていて、ジャンルは全部で42ありました。

ジャンル賞の部門ごとの内訳。ファッション9ジャンル27枠・ダブルイヤー3店、フード・ドリンク9ジャンル27枠・5店、美容・健康・日用品7ジャンル21枠・1店、ホビー・レジャー・車7ジャンル21枠・1店、住まい・暮らし6ジャンル16枠・2店、家電4ジャンル12枠・1店
見てほしいのは、ファッション部門の27枠がジャンル賞124枠の21.8%にあたること

各ジャンルは大賞1店と賞2店が基本です。

住まい・暮らし部門の「花・観葉植物」だけは賞が1店で、大賞はありませんでした。

ジャンル大賞を2年以上続けて取った店には「ダブルイヤー」の印が付き、全部で13店に付いています。

ファッション部門では3店で、フード・ドリンク部門の5店に次ぐ数です。

服や靴を売る店から見ると、ファッション部門は6部門の中で枠の多い部門といえます。

ファッション部門:9ジャンル27枠の受賞店

では、その27枠にどんな店が入っているのかを9ジャンルで並べると、どれも大賞1店と賞2店です。

ファッション部門9ジャンルのジャンル大賞。レディースファッションはDark Angel、メンズファッションはシャレもん楽天市場店、靴はadidas Online Shop 楽天市場店、バッグ・小物・ブランド雑貨は京童工房、インナー・下着・ナイトウェアはtu-hacci、ジュエリー・アクセサリーはブランド買取・販売 BRING、腕時計は腕時計のななぷれ、キッズ・ジュニアはdevirock 楽天市場店、ベビー・マタニティはナチュラルベビー Natural Baby。BRING、devirock、ナチュラルベビーにダブルイヤーの印
見てほしいのは、ダブルイヤーの印が付いた大賞がBRING・devirock・ナチュラルベビーの3店だということ(店名は受賞ページの表記から読み仮名の括弧を省いた)

靴の大賞はadidas Online Shop 楽天市場店で、賞はABC-MART楽天市場店とつるやでした。

バッグ・小物・ブランド雑貨の大賞は京童工房(きょうわらべこうぼう)で、賞はchakashodinaとスタイルオンバッグです。

レディースファッション大賞のDark Angel(ダークエンジェル)は総合賞の10位にも入っていて、総合トップ10に入ったファッション部門の店はここだけでした。

特別賞の新人賞では、ファッション部門をSHOPLISTが受けていました。

ファッション部門の店がサービス賞も受けた例は3つあり、BRINGとCLOSERがリユース賞、TENTIALがスーパーDEAL賞です。

リユース賞は「中古販売の売上シェアが高く、よく利用されたショップ」に贈られる賞です。

メンズファッションの賞にはRAGTAG(ブランド古着のラグタグ)も入っていて、27枠のうち中古を扱うと公開ページから分かる店は3店になります。

新品を売るブランドの店と、中古を売る店が同じ枠を取り合っているのは、数えてみて初めて見えたことでした。

3年の変化:総合トップ10は大きく入れ替わる

ここまでは2025年版だけの数なので、2023年版と2024年版のプレスリリースとも比べました。

受賞の延べ数は、2023年版が166、2024年版が159、2025年版が165で、大きくは動いていません。

楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの3年分の比較。2023年版は総合10・ジャンル124・サービス21・特別11で計166。2024年版は10・118・20・11で計159。2025年版は10・124・19・12で計165。総合トップ10の重なりは2023と2024で1店、2024と2025で4店、3年続けて入ったのは1店
見てほしいのは、3年続けて総合トップ10に入った店がリカーBOSS 楽天市場店の1店だけだということ

総合賞は3年とも10店で、数が動いたのはジャンル賞とサービス賞です。

サービス賞は、2024年版で「あす楽賞」がなくなって「最強翌日配送賞」が入り、2025年版では「ラ・クーポン賞」が消えました。

2025年版のプレスリリースには、新人賞が例年の3店から6店に、定期購入賞が例年の1店から3店に増えたと書かれています。

総合トップ10を店のURLで照合すると、2023年版と2024年版で重なったのは1店、2024年版と2025年版では4店でした。

顔ぶれが毎年かなり変わるので、前の年の受賞店を見て次の年を読むのは難しそうです。

制度は2025年版で28回目ですが、2022年版以前の受賞一覧は楽天グループのプレスリリース一覧(2021〜2023年)に見当たらず、比べていません。

受賞を書くときのルール:守らないと20点

受賞したあとにも、気をつけることがあります。

受賞した店は、店のページや広告に受賞を書けます。

ただし書き方には決まりがあり、載っている場所は楽天のその他各種規約・ガイドライン等(PDF)p111〜112の「広告掲載に関するガイドライン」(2026年4月30日 最終改定)です。

受賞を書くときの3つのルール。正式名称で書く、リンク先に受賞対象期間・賞の種類・順位・ジャンル名を書く、エンブレムは受賞から1年以内。守らないと違反点数は20点(2026年3月の版では35点)。載っているのは広告掲載に関するガイドライン(2026年4月30日 最終改定)
見てほしいのは、リンク先のページに書く4つの項目(受賞対象期間・賞の種類・順位・ジャンル名)

名前は「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」「Rakuten Shop Of The Year」「ベストショップ」「Rakuten SHOP OF THE YEAR」のどれかで書きます。

受賞を書いた広告のリンク先には、受賞対象期間と賞の種類と順位とジャンル名を全部書いておく決まりです。

受賞エンブレムを広告に使えるのは受賞から1年以内で、PDFの対象欄には楽天ショップ・オブ・ザ・マンスが挙がっていました。

PDFのこの欄には「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞実績等の表示に関するガイドライン」という名前が添えてあり、このガイドラインへの違反は安心・安全なショッピング環境のガイドライン(PDF)p45のⅡ-(3)-18で違反点数20点が付きます。

2026年3月10日に保存された版では35点だったので、その後の改定で下がった項目です。

点数がたまると何が起きるかは、楽天の違反点数と強制退店で数えています。

この数え方で分からないこと

数えたのは公開ページに載っている受賞の結果だけなので、次のことは分かりません。

  • 選考の点数の配分。 投票数・売上・成長率・注文件数・お客様対応の重みは公開されていない
  • 応募が要るかどうか。 公開ページに手続きの説明は見当たらない
  • 2022年版以前の受賞一覧。 過去年の受賞ページは2026年10月4日時点で開けなかった
  • 受賞表示のガイドラインの本文。 05のPDFは広告の項目だけで、ガイドラインそのものは公開PDFに見つからない
  • 2025年版の店舗数の時点。 プレスリリースの注は「2024年11月時点」と書いていて、2024年版と同じ注になっている

まとめ

楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2025の受賞は延べ165で、実際の店は139店でした。

ジャンル賞124枠のうち27枠がファッション部門で、靴とバッグ・小物・ブランド雑貨にもそれぞれ3枠あります。

総合トップ10は年ごとに大きく入れ替わり、3年続けて入ったのは1店だけです。

受賞を店のページに書くなら、正式名称とリンク先の4項目をそろえておいてください。

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