ZOZOTOWNと楽天の比較|同じ商品54組の価格・1枚目の画像・商品名を数えた
セントラルオフィス編集部公開日 約7分で読めます

スマートトリミングAIを開発している株式会社セントラルオフィスです。
ZOZOTOWNに出している商品を楽天市場にも出すとき、写真や商品名をどこまで作り直すか迷う方も多いのではないでしょうか。
両方に出ているブランドの実物を見れば、どこをそろえてどこを変えているかが分かります。
そこで、ZOZOTOWNのランキングに入っていた商品を楽天で探し、同じ商品と確かめられた54組の価格・1枚目の画像・画像の枚数・商品名を比べました。
楽天への出品を準備している方は、作り直す範囲を決める材料にしてください。
結論:写真はそのまま使い 商品名と縦横比を楽天に合わせる
結論から言うと、値段と1枚目の撮り方はそろえている組が多く、違いが出たのは商品名と画像の縦横比です。

なので、楽天に出すときは次の3つを見直すのがおすすめです。
- 写真:ZOZOTOWNと同じ撮り方の1枚目でよく、54組中50組がそうしていました
- 縦横比:楽天ファッションは5:6のまま、ほかの店は正方形が多いので、どちらに合わせるかを先に決めます
- 商品名:ブランド名・カテゴリ・色名を足し、楽天で探される語を入れます
ただし、どちらの形のほうが売れるか、という因果までは分かりません。
数え方:ZOZOTOWNのランキングから楽天で同じ商品を探した
ZOZOTOWNの側は、10月4日に保存した人気ランキング4,000点を使いました。

ブランドごとに順位の高い商品から楽天で検索し、ブランド名が入っていて商品名がほぼ一致する新品の出品を1組ずつ選びました。

写真を見比べて別の商品だった3組と、楽天側が中古だった1組は数えていません。
色違いや柄違いは同じ商品として数えています。

楽天側の6割は楽天ファッションの出品で、ブランドが楽天に自分の店を持つ例は4組だけです。
ランキングの数え方はZOZOTOWNランキングの分析にまとめています。
価格:56%は同じか1%以内 ZOZOTOWNが安い組はセール中
表示価格は、ZOZOTOWNが10月4日、楽天が10月5日のものです。

1%以内の6組は、4,950円と4,921円のように1円から29円だけ違う組で、割引率を丸めたときの差とみられます(推測)。
ZOZOTOWNが安い22組のうち21組は、ZOZOTOWN側がセールかタイムセールの最中で、楽天のほうが中央値で約25%高くなっていました。

楽天ファッションの10組は、ZOZOTOWNとほぼ同じ割引率のSALE表示を付けています。
一方で百貨店や通販の店の出品は、ZOZOTOWNのセールに合わせていない組が多く見られました。
クーポンは使わずに、ページに出ていた価格だけで比べています。
1枚目の写真:撮り方は93%で同じ 同じ写真は26%
1枚目が人の着用か、物だけかを目で見て分けました。

入れ替わった4組は、1組がZOZOTOWNで着用・楽天で物撮り、3組がその逆です。
撮り方はそろっていても、まったく同じ写真を使っている組は4分の1にとどまります。

違う写真の組の多くは、色違いの写真を1枚目にしています。


たとえばこのキャップは、ZOZOTOWNと楽天ファッションで1枚目が同じ写真です。
ZOZOTOWNの1枚目の撮り方はZOZOTOWNの売上の記事でも触れています。
縦横比:ZOZOTOWNはすべて5:6 楽天は売り場で分かれる
ZOZOTOWNの1枚目は、一覧で配られる画像を測ると54組すべてが500×600pxの5:6でした。

楽天は売り場で分かれ、楽天ファッションはZOZOTOWNと同じ5:6、百貨店や通販の店は正方形が多くなっています。
楽天の公開資料では、商品画像は正方形で700×700px以上が推奨されています(楽天の画像サイズの記事)。

正方形の店では、縦長の写真の左右や上下に白を足して枠に収めた1枚目が7組ありました。


検索結果では縦長と正方形が隣り合うので、同じ商品でも並び方が変わります。
モールごとのサイズはECモールの商品画像サイズの記事で比べています。
文字と背景:1枚目に文字を入れた楽天の出品は4組
1枚目に文字やアイコンを入れていたのは、楽天側で4組、ZOZOTOWN側で1組でした。

楽天の4組は、セット品の表示や「手洗いOK」のようなアイコン、色違いを並べた図です。

楽天の1枚目には、文字は20%以下・枠線なし・背景は白か写真という決まりがあります(商品画像登録ガイドライン)。
4組とも、文字やアイコンは画像の一部に小さく置かれていました(目視)。
白い背景は両方とも5〜6組で、背景の選び方はほとんど変わりません。
商品名:楽天はZOZOTOWNの3倍の長さ
いちばん違ったのは商品名で、楽天の名前は54組中52組でZOZOTOWNより長くなっていました。

ZOZOTOWNはブランド名が別の欄に出るため、商品名にブランド名を入れていたのは8組だけです。
楽天では54組すべてが商品名にブランド名を入れています。

楽天ファッションの34組は、ZOZOTOWNの商品名の前後にブランドの英字とカナ、カテゴリ、色名を足す並びで、色名は34組すべて、カナ読みは33組に入っていました。
楽天の店舗運営ガイドラインでは、販促文言と検索向けの関連キーワードは商品名ではなくキャッチコピー欄に書くとされています(p120)。
送料無料やSALEを商品名に入れていた組は、このガイドラインとは違う書き方をしていることになります。
付け方の詳しい決まりは楽天の商品名の記事にまとめています。
画像の枚数:楽天ファッションは中央値36枚
楽天の商品ページに登録された画像の枚数を数えました。

楽天ファッションは全色の写真を1ページに並べるので、多いページでは215枚あります。
通常の商品ページの19件は最多が20枚ちょうどで、20枚の店が4件ありました。
上限が20枚かどうかは、ログインせずに読める公開資料では確かめられていません。
ZOZOTOWNの商品ページは開いていないため、ZOZOTOWN側の枚数は比べていない点に注意してください。
この数え方で分からないこと

54組はZOZOTOWNのランキングに入った商品から選んだので、楽天だけで売れている商品は対象外です。
価格は1日ずれて取っており、その間にセールが始まったり終わったりした組があるかもしれません。
着用か物撮りか、同じ写真かは目で見て分けたもので、同じ写真かどうかは画素の相関でも確かめました。
どちらの出し方が売れるかは、この数え方では分かりません。



