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ZOZOTOWNのスタッフコーデの撮り方と回し方|WEARの投稿を30ブランド分数えた結果

セントラルオフィス編集部公開日 約12分で読めます

スマートトリミングAIを開発している株式会社セントラルオフィスです。

ZOZOTOWNに出店したあと、スタッフのコーディネート投稿(スタッフコーデ)をどこまでやるかで迷っている方も多いのではないでしょうか。

ZOZOが2026年1月に発表した調査では、スタッフコーデの投稿に関わる人のうち64.9%が、撮影や投稿の方法、見てもらう方法が分からず悩んだことがあると答えています。

投稿先が複数あって手間だと感じている人も61.8%いました。

一方で、売れているブランドが実際に何件、何人で、どんな写真を出しているかを数えた資料は、検索しても見つかりません。

「zozotown スタッフコーデ」で出てくるのも、用語の説明やZOZOの発表のニュースが中心でした。

じゃあ、ZOZOTOWNで売れているブランドは、スタッフコーデをどれくらい出しているのでしょうか。

そこで2026年10月4日に、WEARのブランドページで30ブランドのスタッフ投稿を数えてみました。

これからスタッフコーデを始める方や、続け方を見直したい方は参考にしてください。

結論:1つのアカウントで全身の写真を出し続ける

結論から言うと、ランキング上位のブランドでも、15ブランド中6ブランドは直近30日にスタッフコーデを1件も出していませんでした。

出していた9ブランドのうち7ブランドは投稿の8割以上が1つのアカウントからで、写真は95件中88件が足元まで写っていたからです。

ZOZOTOWNの30ブランドのスタッフコーデを数えた結果。直近30日に投稿があったのはランキング上位15ブランド中9ブランド・新着だけの15ブランド中5ブランド、投稿の8割以上が1アカウントだったのは9ブランド中7ブランド、足元まで写った写真は95件中88件
見てほしいのは真ん中のカードで、投稿の多いブランドほど1つのアカウントがまとめて出していること

なので、大勢のスタッフを集める前に、まず1つのアカウントで、全身の写真に商品を1〜2点付けて出し続ける形から始めるのがおすすめです。

手順は次の3つに分けています。

  1. 出す人を決める:EC担当の1アカウントからで足りる。店舗があるブランドは、店舗のスタッフ向けのFAANSも候補になる
  2. 撮り方をそろえる:足元まで入れた全身の写真を、同じ場所で撮る
  3. 付ける商品をしぼる:1件に付ける商品は1〜2点にして、本文は短くてよい

ここで数えたのは、スタッフコーデをどう出しているかの実態までです。

投稿を増やせば売上が上がる、という因果はこの数え方では分かりません。

スタッフコーデはWEARに投稿してZOZOTOWNにも出る

スタッフコーデは、ショップのスタッフがコーディネートの写真に商品を付けて投稿するものです。

投稿はZOZOのコーディネートアプリ「WEAR」から行い、WEARのヘルプでは投稿はアプリからと案内されています(WEAR)。

WEARに投稿したコーデは、利用規約第14条にもとづいてZOZOTOWNなどZOZOのサービスで使われる場合がある、とヘルプに書かれていました(WEAR)。

ブランドの実店舗で働くスタッフ向けには、ZOZOの「FAANS」というツールもあります。

FAANSはZOZOTOWN、ZOZOTOWN Yahoo!店、WEAR by ZOZOに同時に投稿でき、導入費用は無料です(ZOZO)。

2022年の発表では、試験導入したブランドのZOZOTOWNでの月間売上のうち、約5割がZOZOTOWNに投稿したコーディネート経由だったと紹介されています(ZOZO)。

ただし、これはZOZOが紹介した試験導入の事例で、どのブランドでも同じになるとは限りません。

出店の条件や手数料はZOZOTOWN出店ガイドにまとめています。

検証の方法:30ブランドのWEARのスタッフ投稿を数えた

比べたのは、ZOZOTOWNのランキングに多く入っているブランドと、新着にだけ出ているブランドです。

新着だけのブランドを相手にしたのは、まだ売れ筋になっていないブランドと並べると、上位のブランドの出し方が浮かぶからです。

項目内容
取得した日2026年10月4日
見たページWEARのブランドページの「SHOP STAFF」の新着順
数えた期間直近30日(2026年9月4日〜10月3日)
ランキング上位ZOZOTOWNのトップス・パンツ・ワンピース・ジャケット/アウターの人気上位200点ずつ(計800点)に、10点以上入っていた15ブランド
比べる相手新着に出ていて上位800点に1点も入っていない97ブランドから、乱数で選んだ15ブランド
投稿ごとに数えたもの直近30日の投稿からブランドごとに最大10件、計95件。付いている商品の数、写真の枚数、本文の長さ、身長の表示
写真の撮り方95件のメイン画像を、編集部が目で見て分けた

WEARのブランドページには、そのブランドの商品を付けたスタッフ投稿が並びます。

自社のスタッフだけでなく、そのブランドを扱うほかのショップのスタッフの投稿も入る点に注意してください。

ページは1回ごとに2秒以上あけて取得し、WEARの投稿写真はこの記事に載せず、数えた結果だけを表とグラフで示します。

投稿があったのはランキング上位15ブランド中9ブランド

まずは、ブランドごとに直近30日のスタッフ投稿の件数を数えています。

ZOZOTOWNのランキング上位15ブランドと新着だけの15ブランドについて、直近30日のWEARのスタッフ投稿の件数を、いちばん多く出したアカウントとほかのアカウントに分けた横棒グラフ
見てほしいのは、ランキング上位でも下の6ブランドが0件なことと、紺色の1アカウント分が棒の大半を占めていること

新着だけのブランドのうち、GLOSTER 以外は名前を伏せました。

直近30日ランキング上位15ブランド新着だけの15ブランド
投稿があった9ブランド5ブランド
20件以上5ブランド1ブランド
0件6ブランド10ブランド
投稿の合計456件154件
1ブランドの中央値4件0件

ランキング上位のほうが、出しているブランドも件数も多い結果です。

それでも、上位の15ブランド中6ブランドは、30日間に1件も出していません。

6ブランドとも過去にはスタッフ投稿があり、そのうち3ブランドは最後の投稿が6月末から8月末でした。

新着だけの15ブランドでは、3ブランドがWEARにスタッフ投稿を1件も持っていなかった一方、GLOSTERは138件と上位のブランド並みに出しています。

スタッフが出さなくても買った人の投稿はある

WEARには、スタッフ以外の一般のユーザーもコーデを投稿しています。

スタッフ投稿が0件だった上位6ブランドも、全ユーザーの新着を見ると直近30日に16件から100件以上の投稿がありました。

ランキング上位で0件だったブランド全ユーザーの直近30日の投稿
MONO-MART114件以上
CLEL106件以上
devirock71件
RANAN35件
Louere17件
junoah16件

「以上」は、新着の1ページ目(約120件)がすべて直近30日だったものです。

スタッフコーデを出していないブランドにも、買った人のコーデはWEARに並んでいます。

投稿の8割以上が1つのアカウントだったのは9ブランド中7ブランド

次に、投稿したアカウントの数を見ました。

ランキング上位で投稿があった9ブランドのうち、7ブランドは投稿の8割以上が1つのアカウントからでした。

ブランド直近30日1つのアカウントの件数投稿した日数
classicalelf172件171件8日
Rocky Monroe26件26件26日
Java21件21件3日
antiqua12件12件12日

出し方は2通りに分かれます。

Rocky Monroeとantiquaは、1日1件ずつ毎日のように出しています。

classicalelfとJavaは同じショップのアカウントで、投稿する日に何件もまとめて出していました(classicalelfは8日で171件)。

これらのアカウントは、どれもショップ名に店舗名や地名が付いていません。

抽出した95件で見ても、店舗名の付かないアカウントの投稿が76件を占めています。

ショップ名からの推測ですが、EC担当のアカウントが撮って出していると考えられます。

例外はFREAK'S STOREとU.S. POLO ASSN.で、それぞれ8つと24のアカウントから出ていました。

U.S. POLO ASSN.の投稿は、ブランド名と違う名前のショップのスタッフによるもので、そのブランドを扱う複数のショップが投稿していると考えられます。

新着だけのGLOSTERは、ECのアカウントと各地の店舗のスタッフ、合わせて15のアカウントで分担していました。

店舗のスタッフが多いブランドなら、この出し方もできます。

写真は95件中88件が足元まで写っていた

続いて、95件のメイン画像を、写っている範囲・顔・撮り方・場所で分けました。

WEARのスタッフ投稿95件のメイン画像を、写っている範囲・顔・撮り方・場所で分けた100%積み上げ横棒グラフ。頭から足まで75件、顔を切って足まで13件、足が入っていない7件。顔が写っている70件。鏡越しの自撮り7件。屋内52件、屋外40件
見てほしいのは一番上の段で、足元まで写った写真が95件中88件あること

頭から足まで写った写真が75件、顔を切って足元まで入れた写真が13件で、足元が入っていない写真は7件でした。

スタッフコーデは、靴まで含めた全身の組み合わせを見せる写真が基本になっています。

顔が写っていたのは70件です。

残りの25件は、顔を画面の外に出すか、スマホや向きで顔が見えない撮り方でした。

顔を出したくないスタッフでも、首から下で撮れば同じように出せます。

鏡越しの自撮りは7件で、すべて屋内でした。

ほとんどは、誰かが撮ったか、スマホを置いて撮った写真です。

場所は屋内が52件、屋外が40件でした。

屋外の40件はすべてランキング上位のブランドの投稿で、新着だけのブランドの25件には屋外の写真がありません。

ただ、新着だけの25件はGLOSTERなど少ないブランドに偏っているので、屋外が効くとまでは言えません。

ZOZOTOWNの商品画像の1枚目の傾向はZOZOTOWNで売上を上げる方法の記事、画像のサイズはECモールの商品画像サイズの記事で確かめられます。

付けている商品は1件に2点が中央値

最後は、95件の詳細ページで付いている商品と写真の枚数を数えた結果です。

WEARのスタッフ投稿95件について、1件に付いていた商品の数と、メイン画像のほかに付けた写真の枚数を数えた棒グラフ。商品は1点が41件で最も多く、写真は0枚が58件
見てほしいのは、どちらも左端の棒がいちばん高いこと
項目95件の結果
付いている商品の数中央値2点(1点だけが41件)
そのブランドの商品の数1点だけが68件
ZOZOTOWNの商品だけを付けていた91件
身長の表示95件すべて
メイン画像のほかの写真0枚が58件
本文の長さ(中央値)ランキング上位の70件は0文字、新着だけの25件は46文字

1件に付ける商品は1〜3点が78件で、6点を超える投稿はありませんでした。

見せたい商品を1点決めて、合わせた服を1〜2点付ける形が多いと言えます。

91件はZOZOTOWNで買える商品だけを付けていました。

身長は95件すべてに出ていて、見る人が自分の背丈と比べられるようになっています。

ランキング上位のブランドは本文の中央値が0文字で、写真と商品だけで出していました。

文章を毎回考えなくても、続けることはできます。

この数え方で分からないこと

ここまでの数字は、ある1日に取った直近30日分を切り取ったものです。

限界中身
時点が1つ2026年10月4日に取った直近30日だけで、秋冬物の立ち上がりの時期にあたる
ブランドが少ない30ブランドで、ランキングは4カテゴリの上位800点から選んだ
ブランドページの範囲ほかのショップのスタッフがそのブランドの商品を付けた投稿も入る
抽出は最大10件写真と商品は95件分で、投稿の多いアカウントの撮り方に寄っている
分類は目視写真の撮り方は編集部の1人が分けた
売上との関係投稿数と順位や売上の因果は分からない。ZOZOTOWNの商品ページに出る件数は、アクセスの制限があり数えていない
FAANS経由かどうか投稿がFAANSから出たものかは、外から見分けられない

店舗が無くECだけのブランドがFAANSを使えるかは、公式の発表では確かめられませんでした。

使いたい場合は、ZOZOの担当者に聞くのが確実です。

まとめ

ZOZOTOWNの30ブランドのスタッフコーデを数えると、ランキング上位でも出していないブランドが6つあり、出しているブランドの多くは1つのアカウントが続けていました。

写真は足元まで入れた全身が95件中88件で、付ける商品は1件に2点が中央値です。

大勢のスタッフをそろえなくても、1人が全身の写真に商品を1〜2点付けて出し続ける形なら始められます。

まずは自社のブランドページをWEARで開いて、直近30日に何件出ているかを数えてみてください。

よくある質問

参考情報源

#ZOZOTOWN#ZOZOTOWN スタッフコーデ#WEAR#スタッフ投稿#ECモール